不登校の高校生を持つ私の体験記&進路紹介!

適応指導教室・教育相談センターなど

ここでは、地域の行政機関として学校で発生する諸問題に取り組んでいる組織について概要を紹介していきます。具体的には、適応指導教室・教育相談センターなどと呼ばれるものです。

適応指導教室

適応指導教室というのは、市区町村の教育委員会が管轄しているもので、不登校などの問題を抱えている生徒を教育するための特別学級のような存在です。

名前の通り、一般的な学校に適応しきれない子どもを、適応できるレベルまで改善することが目的。多くの場合、元教員だったり臨床心理士だったりといった有資格者が指導にあっているそうです。ただ、結局は学校に戻すための予備組織のようなもので、指導内容も学校と大差ありません。そのためか、適応指導教室にも馴染めないまま民間のフリースクールなどに移っていく生徒も珍しくないと聞きます。

また、適応指導教室が設置されるのは市役所施設だったりコミュニティセンターの一部だったりとまちまちで、施設そのものを設立するほど本腰が入れられていないのも事実です。「適応指導教室に任せていれば不登校が解決する」といった希望的観測はなかなか出来そうにありません。

ちなみに義務教育をサポートするために設置されているものなので、対象は小学校・中学校の生徒だけになっています。 

教育相談センター

教育相談センターは、市区町村もしくは都道府県が設置している総合的な相談窓口です。自治体によって対応には差があり、中には相談窓口を設けているだけで直接的な対応は行っていないところも多いんだとか。相談自体は無料なので、一応連絡を取っておくだけの価値はあると思いますが、やはり教育相談センターに多くを求めるのは難しいと思います。

都道府県が管理している教育相談センターともなれば1日に寄せられる相談の数も相当なものになるでしょうし、1人1人に細かい対応ができないのは致し方ないでしょう。

児童相談所

児童相談所は、子どもに関する問題を総合的に扱っている窓口で、都道府県や大都市に設置されています。しかし、虐待などの事件性が疑われる案件なども管轄していますから、不登校への対応は後回しになることが多いようです。相談窓口としては機能していますが、直接的な対応を求めるのは難しいでしょう。

 
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