不登校の高校生を持つ私の体験記&進路紹介!

全寮制高校・フリースクール

こちらでは、不登校や高校中退経験のあるお子さんを対象としている全寮制高校・フリースクールといった学校についてお話させて頂きます。

生活全体をきっちり管理することにより社会集団への適応力を取り戻すという方法を取っている全寮制高校や一部のフリースクールで社会復帰を実現されたお子さんも多くいらっしゃると聞きます。しかしながら、私個人としては“家族から引き離して管理する”という極端な手法には賛同しかねています。ここでは、その理由を説明したいと思います。

全寮制高校

不登校からの社会復帰を目指すお子さんが集まっている全寮制高校は多くありますが、中でも特に有名なのが北星余市という高校でしょう。正式名称を北星学園余市高校といい、一時期は“熱い指導で子ども達を見守るヤンキー先生がいる学校”というような感じで盛り上がったことがあります。

しかし、2001年に北星余市の生徒が集団的に大麻・シンナーを使用していたという事件が発生しているのをご存じの方はどれくらいいるでしょう?私の記憶が正しければ70人以上の生徒が関与していたはずです。学校を信じてお子さんを預けていた親御さんは、非常に驚かれ、また我が子の状態を心配されたことでしょう。

過去には、シンナーなどの問題を起こしたこともありましたが、そこでも、「生徒を見捨てない」という方針を貫き、教育業界に衝撃を与えました。 「腐ったりんごは捨てる」という現状の学校が多い中、しっかりと「生徒のため」という基本軸に立って物事を進めていく姿勢は素晴らしいと思います。

不登校になる子どもの中には、自分を認めてもらった経験が少ない子も多いと聞きます。 徹底的に子供を認める、ということはある種不登校の子供たちの救いの手となっているのかもしれません。

ただ、個人的な観点になりますが“かつて不良だった人が教師になった”というのは美談でも何でもないと思います。本当に改心して立派な先生になったのなら、過去に不良だったことを大っぴらにする必要がどこにあるのでしょう?そんな過去を表に出して自分を売り込んでいる時点で、本気で反省などしていないのではないか。申し訳ないですけれど、私は最初からそう思っていました。

フリースクール

フリースクールというのは、高校など公的な教育機関との関連を持たない私設の学校を指す言葉です。これだけ聞くと不安になるかもしれませんが、中には公的機関を規制を受けずに済むという自由度を武器として、子どもをのびのびと教育することに成功しているフリースクールも存在します。

ただ、私としては全寮制だったり長時間の拘束時間を持つフリースクールに子どもを預けることは賛成できません。公的機関からの許認可を一切受けておらず、内情の調査もされていない場所に大切な子どもを預けることは親としての責任を放棄しているようなものだからです。

実際、戸塚ヨットスクール事件など、不登校やひきこもりの解決を掲げていたフリースクールで痛ましい事件が起こっているではありませんか。とてもじゃないですが、そういったリスクを考えると、フリースクールを現実的な選択肢と捉えることは出来ません。

 
不登校の高校生を持つ親へのアドバイス